先日の授業でプロトコールの話をしました。
学生の数名しか「プロトコール(国際儀礼)」を知らない現状ですが、
近い将来 必ず必要になると思っています。
プロトコール5原則の一つ【序列の重要性】の重要性 を話すために、
昔経験した失敗談をしました。
美術館で式典の司会をした時のはなしです。
参列者に大分市長と元内閣総理大臣がいらっしゃいました。
『上座に どちらをご案内するか・・・』
その場にいた大人達で騒動になった結果、結局わからずじまい・・・
「そうは言っても、やはり現職が一番でしょう~」と、
大分市長を1番の席にしたのです。
会は無事に閉会したものの・・・
気になって気になって
家にあった「プロトコールの基本(財団法人 日本ホテル教育センター編)」を開きました。
[参考]
日本・イギリス・アメリカの公式席次
(1)日本の公式席次
1 皇族
2 内閣総理大臣
3 衆議院議長
4 参議院議長
5 最高裁判所長官
6 閣僚
・・・・
10 都道府県知事
・・・
おそらく、市長は18、19あたりでしょうか。
ここまではおおよそ知っていることでしたが、
最後に ちいさく、こう書いてあったのです。
(注)
※上記に含まれていない元内閣総理大臣は
最高裁判所長官の次に配置する。
(うおーーーーーーーー 5番の下かい💦)
と驚いた はなし。
学生の皆さんも驚き、賑やかな学習になりました😊
出典元:日本マナー・プロトコール協会「マナー&プロトコールの基礎知識」