暦の上では「10連休」
とはいうものの、会社の定例の会議や経理、事務、
ここしか時間の取れない役員の方々への企業研修など
連休の折り返しを過ぎると、あっという間ですね💦
週明けからの仕事のスケジュールを眺め
きちんとできるか ドキドキしてきます。
今日は憲法記念日(祝日)
私自身、「映画」を観に行って気づきました💧
1枚の招待券を頂戴したのです。
その方ご自身が行かれた日、機械故障で上映中止になり
翌日の招待券をいただいたそうですが、予定が合わずに
誰か行けそうな人に・・と、くださったものです。
「招待券」と書かれたチケットを受付で出すと、
奥に映画館の経営者らしき男性が立っていました。
私が差し出した券を見るなり
「先日はご迷惑をおかけしてすみません」
とおっしゃいました。
(素晴らしいな・・)
この券が、機械故障の日の時の代替券なので、忘れずに
改めてお詫びしてくださっているのだと感じました。
経営者としても、その姿勢を見習わなければいけません。
さて。いただいた映画券は・・・
「誰がために憲法はある」というタイトルでした。
(まさに、憲法記念日にふさわしいなあ・・)と思いながら
内容も知らず、見始めると
それは 原爆朗読会を33年続けていらっしゃった女優の方々、
とくに渡辺美佐子さんという女優の悲しい体験を重ね合わせた
平和への想い、憲法改正への反意、怒り、悲しみの詰まった映画でした。
戦争体験のない私ですが、
亡くなっていった、特に子ども達の最後の言葉を伝える朗読に
ホロホロと涙がこぼれて止まりませんでした。
そしてまた、憲法を読み上げる機会は少なく
敗戦直後の日本で立憲された、その文章が、なんというか・・
美しくて驚きました。
憲法記念日の祝日なのに、
憲法のことを考えることはなかったので、
偶然ですが、再考する機会を得られて感謝しています。