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学校は つかの間の夏休みに入りました。

しかし、4月始めのコロナの余波で補講や特別授業、膨大な宿題・・

休みでも休めない夏になりました。

 

そして夏休み明け、また一つの山場がやってきます。

こちらは学生の夏休みと違って、私たち皆に影響の出てくることかもしれません。

 

9月末に雇用調整助成金制度が終了します。

つまり10月からは雇用を守れない企業が出てくる、ということです。

就職活動も厳しい時世に、加えて失業者が増える恐れもあり

昨年まで心配していた「人手不足」は「人余り」に急変。

誰もが薄らと気づいていている、けれど考えたくないという気持ちでしょうか。

 

それだけを聞くと、ネガティブになりますが

前向きに捉えると

私たちに真価進化が問われる時だと 感じます。

 

自分に価値があるか。

自分は変われるか。

 

価値とは、単一的・表面的な値打ちではなく

倫理感、信念、人を動かす人情、心の値です。

 

自分を見つめ 魂を磨き

真に価値のある人間になる。

そのチャンスだと捉えたいと思います。

 

先日、ドラマ「半澤直樹」のワンシーン

「仕事は客のためにする。ひいては世の中のためにする。

その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。

自分のためにした仕事は内向きで卑屈でみにくく歪んでくる。」

心に響く台詞でした。

 

企業もしかり。真価と進化が問われる。

今ある雇用の中で従業員の”価値”を見極められるか。

そしてこの逆境に勇気を出して

急な落石で塞がれたトンネルの出口で留まっている中に

年齢を問わず、経歴を問わず、マインドのある人を

一人でも多く引っ張りだし雇用できれば

未来に向けて進化を遂げられるのでは

ないでしょうか。

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