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昨日、
「90秒で飛行機は脱出できるんですね」
と聞かれたので、その話をします。

飛行機の扉についている
風船式の滑り台「スライドラフト」は
ドアを開けると10カウントで広がります。

あのドアにそんな滑り台が付いているなんて
想像できないでしょうが、
よく見るとドアの下部は膨らんでいて
そこに折りたたんでスライドが格納されているのです。

陸地の場合は滑り台の機能(スライド)
海上の場合は簡易船(ラフト)になります。

普通の滑り台よりも内側が凹んだ
少し特殊な形をしているのは、ラフトに
なるからです。

非常時
ドアを開ける前に、確認することは
・機体完全停止
・ドアの外に炎、煙が見えないこと
・スライドが広がる状態(AUTO)になっていること

10秒以内でスライドが膨らむので、
・スライドが設置している
・極端な傾斜ではない
ことを確認したら、

・ベルトを外してこっちへ!
・飛んで!滑って!二人ずつ!
・手荷物は置いて!
・ハイヒールは脱いで!

という声掛けをしながら
90秒以内で脱出します。

周辺の皆さんが脱出したのを確認してから
CAは脱出。
コックピットの方は機内の全員が
脱出したのを確認してから脱出

ということになっています。

90秒、は全部のスライドが使える場合なので
何か所か使えない場合はもう少し時間がかかります。

いずれにしても、
従業員は毎年、十分な訓練を積んでいるので
安心してほしいと思います。

という話をしました。

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