英検が近いということで、学生が2級の問題集を持ってきました。
「長文が苦手です・・・」
そうだよね。英語の長文は難しいですよね。
綺麗なテキスト、じっと問題を見つめているので
「このテキスト、終わったらメルカリで売る?」
「売らないです!」
「じゃあ、書いてもいい?」
解くコツを伝えてみました。
「私の見ている部分は・・・ここ(○をつけながら)
全部読んじゃダメだよ。日が暮れる。」
学生は驚いたようです。
「このへんを見たら、流れが分かるでしょ。想像力で解くんだよ。
単語分からなくても、試験では辞書が引けないでしょ?」
というわけでコツです。
●長文は全部読まない。
4つのセンテンスが起承転結で構成されているから、
タイトルと一章の単語を拾って書いた人の言いたいことを想像する。
●キーワードを探す
「この単語は分からないと解けないよ」がある。
人物名や大文字で始まる単語は押さえると読みやすい。
●想像力を膨らませて、言わんとすることを読み取る。
「だいたい、4章に1,2個しか大事なこと書いてないから」
●問題を見る
学生「設問4問は1章から1問ずつ出てますね!」
「そうそう!だいたいね!」
●正しさに固執しない
何となく解けたら、次にいっていい。
分からない単語も前後の文章から「良いニュアンスの言葉だろうな~」くらいでOK!
学生「Nietherlands?」
「ニーザーランド。」
学生「ニーザーランド?? どこですか?」
「オランダ? そこらへん。てきとうでいいのよ。」
「ニーザーランドでHumanitas っていう老人ホームがあるんだって!」
「スチューデントがフリーらしいね。watch TVとかcook もtogetherなんだって!」
学生「いいですねえ!」
「elder people もtalkするから寂しくないらしいよ。」
学生「エルダーピープル? あ、年寄りですか?」
「そうそう」
学生「いいですよねえ!」
と言いながら、一緒に解いてみると
スラスラと解答が導き出されました。ビックリです。
学生「おもしろい~」
「そうだね、謎解きのゲームしているみたいだよね」
「英検2級の必須単語は覚えた方が解きやすいけどね」