ブログ

研修直前、
1枚のメモが主催者側(見学者)から渡されました。

見学者といっても、60代の男性
ずっと役職をもっていた年長者の方です。

メモには
・社内のマナー(上司へ、同僚へ 入退室時、すれ違いの時)
・役員室への出入り

と書かれていました。
受講生にこれだけは言ってほしいというリクエストです。

具体的に聞いておけば良かったのですが、スタートしてしまって😅
研修中、テキストの横にメモを置いて・・・いつ話すか。
(どのタイミングで挟もうかなあ)と思っていました。

「来客応対」の内容のとき、
出退勤時、すれ違いのマナーに触れ
メモの回答を2分程度で簡単に受講生に伝えました。

が、「役員室への出入り」って・・・
何を話してほしいんだろう?
聞かないと分かりませんよね💦
バトンタッチ。マイクを持って行ってお話してもらいました。

役員室へのノックは3回。役員でも下座の椅子に座ること。
ただし、相手側へ訪ねた場合は上座へ座る。

とおっしゃいました。

ノックのことか~。(よかったよかった)
ホッと胸を撫で下ろしました。
これで”回答”が出そろったわけですから。

席次(せきじ)は奥深い

一言で席次と言っても、本格的に話すと小一時間はかかります。
・基本の席次
・入退室のやりかた
・お茶の出し方
に加え、
・変わった形状の部屋の席次
 事務所机がある場合、ついたて等仕切りの有無
 景色の良い部屋、絵画のある部屋、和室(床の間の位置など)
・どのような研修か、使用する機材による席次変化
・謝罪に行く場合の席次
・初めて企業へ訪問する場合
・接待をするとき、受ける時の席次
・どのタイミングで席に座るべき?手荷物はどこにおく?
手土産は?飲み物を飲む?など

どの内容を話してほしかったのか分からない場合は
尋ねるが一番ですね😌

これらの写真にも席次がありますが、
最もシンプルな考え方は
上位の方が”ばえる”場所か
上位の方が安心安全・快適な場所です。

コメントは利用できません。