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赤坂御苑で、令和初の園遊会が開かれました。

今日は服装についてのブログです。

天皇陛下はモーニング、
皇后雅子様は着物でしたね。

皇族の皆さんが一同に並んだ時、
佳子様だけが振袖を着ていらっしゃいました。

振袖と留袖の違いは、袖が長いか短いか、ですが
未婚女性は振袖、既婚者は留袖というのが
着用の一つの目安です。

見ただけで、未婚か既婚か判る。
この”システム”は、多様性の時代にいかがなものか
という疑問もありますが・・それはさておき

未婚女性の振袖について、
昔、カーテンなどの西洋文化の品がない時代
すだれの下から長い袖が見えると、それは
若い女性が通っている。
そうわかるから、という説もあるようです。

万葉集には、「袖を振る」を詠んだものが
たくさんあります。

あかねさす 紫野行き 標野行き
野守は見ずや 君が袖振る

袖には呪術的な意味合いのほかに(神を呼び寄せたり、厄を払う)
恋心を表す言葉でもあったんですね。

意中の人を振り向かせるには、
袖は長い方がよい!ってことかな。

今は袖がなくなった時代(洋服)なので、
どうやって恋心を表す?

こちらは「袖」の短歌と説明のyoutubeです

人はなぜ袖を振るのか

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