経団連(一般社団法人 日本経済団体連合会)が
新卒学生の採用活動について、春の一括採用と通年採用との併存を推進する方針を固めました。
2019年4月18日共同通信社
経団連は、以前から「新卒採用に関するアンケート調査」など
私も就職活動の参考にしている団体です。
今回の発表は、
現短大・専門学校の一年生、大学3年生の就職活動の時期が
ますます早まる可能性を示唆するものです。
日本政府は経団連に対して3月の時点で「要請文書」を出していますが
翌月にこの発表がされたということは、要請に対する抵抗とも取れます。
混乱を避けたい政府と
優秀な人材を青田刈りする企業、
表面上は政府の意向に足並みを揃える企業と
形骸化を変えたい経団連と
企業側・政府・経団連が三つ巴になった結果
この社会の矛盾に 巻き込まれるのは学生です。
今後も現実を冷静に注視する必要があります。
2020 年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請について(PDF)
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