ブログ

今日は雛祭り(上巳の節供)です。

朝のニュースで「江戸幕府が決めた雛人形に関する決まり事は?」という質問がありました。

1.人形を飾る期間 2.人形の大きさ 3.人形の服?(忘れた)

答えは2でした。

もともと旧暦の3月の最初の巳の日は「忌日(いみび)」でその日にお祓いをする古代中国の風習が日本に伝わり、変化しました。当時日本では、季節の変わり目に人の形をした紙:形代(かたしろ)で体をなでて穢れを移し、それを川や海に流して災厄をまぬがれるという貴族の儀式が生まれました。その形代が次第に立派な人形になると、川に流さず家で飾るようになりました。(「マナー・プロトコールの基礎知識」より)

江戸時代に祝日になると庶民にも広まり、現在のような雛壇が登場し、豪華な観賞用の飾り雛が作られるようになりました。

加熱する”雛人形”ブームに江戸幕府がSTOPをかけたのは2.人形の大きさです。当時の寸法で八寸(はっすん)までと決まったのです。

ところで、八寸とはどのくらいのサイズなのでしょうか?

お椀にのる一寸法師

一寸が3㎝

八寸は24㎝です。そういえば、お内裏様はそのくらいの大きさですね😏

コメントは利用できません。