ホテルの「施設管理」の授業で
学生と建物内の防火設備を確認。
ふと、昔覚えた「消化器の使い方」
台詞が言えるか、口に出してみました。
その昔、
航空会社勤務時は、年に一度の緊急訓練はもちろん、
毎回のフライト前のブリーフィング(会議)で
チーフパーサーから緊急事態の対応法が
口頭で数問テストされます。
飛行機の安全な運行にとっても、
火災や緊急時の対処は大変重要なので
ここで答えられないと大変なことになります。
こんな感じ。
「それでは、次に高清水さん。
ハロン消化器の使い方をお願いします。」
と言われれば
「はい!ハロン消化器です。安全ピンを抜きます。
ノズルを火元に向けてレバーを強く握ります。
有効噴射時間は・・分、有効距離は4メートルです。
一般火災、油火災、電気火災すべての火災に使用可能
です。プリフライトチェック時は・・グリーンゾーンに
あることを確認します。格納場所はL側1,2,4です。
以上です。」と答えます。
・・・の部分は忘れていました💦
ほんの10秒くらいの台詞ですが、ちょっとは覚えているものですね。
嬉しかったです。
ちなみに、
一般的によく見かける消化器は
基本的な火災に対応できます。
赤い胴体には丸いシールが貼られているのですが
白色、黄色、青色のシールが縦に3つ並んでいます。
黄色は油火災に使用可能のサイン
青は電気火災に使えます。
ご存じでしたか?
私が学生に暗記してもらうとき、
「油は色が黄色っぽいから、黄色のシール
青はイナズマや雷は青色の光が走るので青で
覚える」と伝えています。
青いシールが貼られていない
泡消火器は電気火災には使えないので
気をつけないといけません💡