オリンピックが開催されています。
表彰台のシーンでは、プロトコール(国際儀礼)の考え方が
しっかり表われるシーン。参考になります。
国際社会では「右上位」の原則があります。
向かって左側(本人から見たら右手)を上位とする考え方です。
写真撮影のときなど、意識的に相手を右手側にきていただくなど
工夫すると習慣化できますね。
ちなみに、昔の日本は中国と同じ「左上位」でしたので
歌舞伎舞台や国会議事堂などは歴史を引き継ぎ「左上位」のままです。
さて。勝負の世界は時の運も大きく影響するそうです。
私の友人に水泳の元オリンピック選手がいますが、若い頃
彼女の実家に泊りに行った時、お父様が背中に「JAPAN」と書かれた
ジャージを部屋着にしていました。
テレビで見ている日本代表の服装。生で見たのは初めてだったので、とても驚きました。
「オリンピックだけでは、もったいないからって着てるのよ~😅」
と苦笑したのを今でもはっきり覚えています。
当時のアルバムを開きながら、お父様から聞いたエピソードです。
「娘は当時、そんなにタイムが出ていなかったのに不思議だね。
オリンピック選考の時、急に伸びてね。最有力候補が選ばれず、娘が選ばれた。
時の運もあるんじゃないかと感じたよ。」
実力と努力と、さらにコントロークできない時の運・・・
競技の悲喜交々を見るたびに、そんな昔の記憶が思い出されます。