初代 千利休の教え 「和敬清寂」について
裏千家 今日庵業躰の中島宗基氏に教えていただきました。
最も印象的だったのは
畳のすり足の音です。
教えて下さった方は 中島氏だけでなく、合計で6名いらっしゃったのですが
男女問わず、すり足の音が いつも耳に残りました。
それは私だけではなかったようで、外国人の方が
「どうして そんな音を立てて歩くのですか?」と質問をしました。
お弟子さんがこう おっしゃいました。
「逆にすり足をしないということは、大げさに言うと”どろぼう”ということです。
また、すり足の音と湯が沸く音しかない この部屋では ある種のsound なんですよ。」
勉強になります。