年末の書類を書く時期がやってきました。
アルバイトの学生に、
「世帯主名、続柄、・・・ここを書くだけで
いいです」と言ったら、隣で
「”ぞくがら”ではなく、”つづきがら”です。」
店長にご指導いただきました。
一瞬意味がわからなくて、
「私なんて言った?ぞくがら?つづきがら?」
「はい。ぞくがらって言いました。」
「うん。ぞくがら。つづきがら?」
「つづきがら、が正しいです。」
「つづきがら?えーーーーー!」
知らなかった——–💦
教えてもらえるって、本当に有難いですよね😌
恥ずかしい思いをしなくてもすみます。
でも、生まれてこのかた・・・ずっと間違えていたなんて。。。
よし!理由まで調べておこう。
そこで、調べましたが
なぜ、”つづきがら”と読むのか
ザッと見た限り、理由が書いていないのです。
ちょうど、午後の講義で”諮問と答申”の話をしたので
学生に関連付けて勉強してもらおう。
「諮問です。なぜ”つづきがら”と読むのか
調べて、”答申”を出してください」と頼みました。
・諮問と答申を理解する
・”ぞくがら”ではなく”つづきがら”
・理由も判る
一石3鳥の休憩時間になりました😌
30人ほどの学生が調べてくれた情報によると・・・
「訓読みの組み合わせ:続(つづーく)、柄(がら)なので
続き柄(つづきがら)と読むが、
役所の内部用語で送り仮名を省いた「続柄」と
書くようになり、それを”ぞくがら”と誤った読み方が
広まって慣用的に使われるようになったから。(説)」
ニョニョニョーーー😲
なに!?ミスにミスの上塗りですか(笑)
官公庁では、もちろん”つづきがら”と言うのですが、
今では9割の日本人が”ぞくがら”と誤って読むそうです。
9割が間違うなら、近い将来は”つづきがら”と読まなくなる?
(考えてみれば、音読みと訓読みのミックスは
確かにおかしいですね。)
それでは、下の写真をご覧ください。
(総務省統計局ウェブサイトより)
うわお😲