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衆議院が解散しました。
解散の度に、むらさきの話になります😅

紫の袱紗(ふくさ)に包まれた解散詔書が
運ばれてきて、読んだあとに
「バンザーイ!バンザーイ!」と叫ぶ。

悲しみか喜びか。

さて。

紫色は慶弔両方に使える色です。
かつて、大変貴重な色でした。

例えば、飛鳥時代「冠位十二階」の一番色も紫ですし、
西洋でも「王者の紫」と言われるほど
紫色を作り出すのは至難の業でした。

しかも、紫外線に弱く、変色しやすいため
その貴重な紫を作り出さなくてはいけなかった
当時の”管理者”は大変な仕事量だったことでしょう。

今は紫にそんな価値を見出す人も少ないですが、
紫に対する価値観はさまざま。

フランスでは、おばあちゃんが孫の紫色の服を見て
「そんな色はやめなさい」と嫌がる人もいたようです。

(イエス・キリストが最期に纏ったマントが紫だったため
紫=後悔の色と考え、葬儀で使われることもあるためです。)

以上、紫の小話でした😌

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