裏千家のお稽古教室の一覧を見ると
先生方が80代が多い。
もちろん、その年齢に達した方々が
師範ということもありますが
裏千家の第15代
鵬雲斎大宗匠(ほううんさい さいそうじゅ)は
100歳です。
長寿とお茶には、何か密接な関係があるのでは?
そう思うようになりました。
そもそも、お茶に使う抹茶は
甜茶を臼で曳いて、茶葉をまるごと飲むので
身体に取り込む栄養素は”ハンパナイ”のでしょうが
自分が経験してみて思うのは
お茶をすると呼吸が整う ということです。
先生から「そこで息を大きく。」と言われることもあり
またお弟子さんの稽古を見てるときも
自然と呼吸をゆるやかにしている、と感じます。
湯の沸く音や、お湯を汲む音は
まさに「非整数次倍音」。←先日のブログ記事はこちら
畳をする音も、ゆっくりと碗を回すテンポも
心を落ち着かせる効果があるのでしょう。
生きるための秘技「呼吸」
数式にするなら
「お茶×呼吸=長寿」
という感じでしょうか。
以上、呼吸の大切さ,についてでした😌