我が家では四六時中 テレビ📺がついています。
興味のあるものしか見ないという選択肢ではなく
なるべく多くの情報(雑学を含む)を受け入れる。
ほとんど見ていませんが・・。
すると時々、急に耳に飛び込んでくる情報が
”知りたいスイッチ”を押すことがあり、勉強になるんです。
今日もこんな話が流れていました。
のしは「内のし」がよいか、「外のし」がよいか?
解答は
気持ちを全面に出したいものは「外のし」(イラストのとおり)
と言っていました。
入学祝い・出産祝い・結婚祝いなど→「外のし」
快気祝い・内祝い→「内のし」
お見舞い→のしなし
なるほど!
しかし、この話は”絶対”ではないように思います。
なぜなら・・・そもそも
1 熨斗(のし)の意味
海産物のアワビを熨したもの→長寿やお祝いの象徴
のし飾り
2 水引(みずひき) 紅白(その他の色)のひも
昔、中国から持ち込まれた品に紐が付いていたのを
贈答ラッピングと勘違いした ※諸説あり
水引(イメージ図)
3 白い紙→掛け紙(懸け紙)と言います
贈り物に清浄な白い紙をかける という意味
掛け紙(弔事用)水引は黒白
1~3の全部に名前と意味があるのです。
そして1~3が昔からの贈答のしきたりであり
その他は 適宜考えてすれば良いということです。
というわけで、
・ブライダル業界では「内のし」の式場が多かったり
(紙袋にたくさんの贈答品を入れる場合、「外のし」にすると掛け紙が破れるから
便宜上、包装紙内側に掛け紙を入れ込む。)
・相手に掛け紙が付いている、一目で表したいときは「外のし」など
適宜 決めてもよいのではないでしょうか😊
余談ですが・・・こんな嫌な話を聞いた事があります。
『大変著名な政治家の奥様から、贈り物を頂いた。
掛け紙(いわゆる「外のし」)を外して、包装紙を破ると・・・
内側になんと!掛け紙(いわゆる「内のし」)が付いていて
違う人の名前が入っていたんですよ💢』
⚠頂いた贈り物。掛け紙が内側に付いていたとは知らず
奥様が”頂き物を使い回した”・・・という話でした。
せっかくの贈り物も、逆効果・・・ですね💦