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昨日のことです。

お昼休みが始まってすぐ

エレベーターの中で、ヒソヒソと学生の声

「お財布忘れた💦」

「え?どうするん?」

「パンが1個ある」

声が聞こえました。

 

ちょうど私も昼食を買いに行ったので・・・

(差別になるのでは)

(余計なこと)

(他の学生がどう思うか)

・・・いろいろと悩んだ末

最小限のおにぎり1つとコロッケとサラダを買って

こっそり届けたのです。彼女がひもじい思いで過ごさないように・・

 

今日、私を探している学生がいると聞いた直後です。

白い箱を手に・・・

あんな小さなご飯の お礼だと言うのです。

 

押し問答しながら、結局 頂きました。

森町のケーキ屋さんのシールが貼られていました。

つまり「大分駅までずっと 手に運んだ」ということです。

 

なんといいますか・・・

大げさですが、憎しみは憎しみしか生まないけれど

私の小さな愛でも その愛は何かを生むのでしょうか。

 

相手を思う気持ちは

まるで”やまびこ”のように どちらと言わず こだまして

喜びや驚き

申し訳なさ

相手を思う時間や、思い出までも

育む気がします。

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