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先週は祝日の影響で、とても慌ただしい一週間でした。
日曜日はお茶の稽古だけだし、暑さもなかったので
久しぶりに着物を着て行きました。

約4時間、結局暑くて
じわりと汗をかきながらの点前になりました😓

「炉開きのお祝いを」
と先生がぜんざいを出してくださいました。

お祝い?お正月でもないのにぜんざい?
(の話は、のちほど)

家に帰ってきて、すぐ
覚えている記憶だけ
必至でメモをとり。

すっかり趣味の1つと化した
アマゾンプライムの映画を2本観て
(映画を観ると心の余裕を取り戻す)

日曜日はもう何もしない、と決めて過ごしています。

さて。
冠婚葬祭や和食について学んできましたが
お茶の世界に入ると、自分の知識が
薄っぺらいものだと痛感します。

例えば(ちょっと難しい話ですが・・・)
11月に食べる「亥の子餅(いのこもち)」は
「11月の和菓子」というだけでなく、
はるか昔、源氏物語の「葵」の巻の中で
源氏が若紫との結婚式を玄猪(げんちょ)にかけて
行い、”亥の子餅”が届けられる場面があり
既に平安時代からあった食べ物だということ。

例えば、今日の香合(お香を入れている器)の
織部焼のフタの部分を「おはじき」と呼びますが、
それは昔のおもちゃの”おはじき”というものではなくて
弓道の弓を引く部分のカーブも”おはじき”と言い、
ブンブンと音を立てて厄を避けるため、出産の時には
外でおはじきを”はじく”音を立てていたんですよ、とか。

例えば、カレンダー(暦)。
日本は昔、春を1年の始まりとしていましたが
それは紀元前2,000年の時代に中国で始まったものであり

紀元前1,000年には冬至を正月にし、
日本では604年から月と太陽の暦法になった。とか。

旧暦の11月は冬至を含んでいて、
そのため「11月=茶人の正月」になったようです。

というわけで、11月はお正月
なのでした。

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