先日、20代の結婚式ラッシュの知人が
ぼやきました。
「今月3件も結婚式があって、(支出が)きついです!」
よくわかります。
私もそんな時期があったわ・・・
と話しました。
友人のお祝いには3万円くらいは包むので
それだけで9万円ですものね😅
「そもそも、お金を贈る習慣って
なんか不思議じゃないですか!」
確かに一理ありますが・・・
お金を包むのはアジアの文化のようです。
西洋ではそのような習慣はありません。
日本では、「村」がひとつの単位だった時代、
村8分と村2分=合計10の相互扶助があった。
そう唱える人がいます。
何か出来事があれば、村で協力しあう、
その”何か”が10個ほどあったようです。
【村八分】できるだけ協力する8個の出来事
①結婚
②出産
③病気
④旅行
⑤成人(元服)
⑥新改築
⑦災害
⑧年忌
【村二分】・・・協力するもの
❶葬儀
❷火事
この話は、仲間はずれをする「村八分(むらはちぶ)」を
連想させるので、あまり聞くことはないかもしれません。
でも私は腑に落ちるのです。
昔 母が亡くなった時、
葬式を自宅で行いましたが
地域の女性が集まって
台所で精進料理を作っていました。
朝から割烹着を着たおばさん方が
自分の家の台所にいたので
とても驚いたのを覚えています。
隣人のおばちゃんが
「うちの葬儀の時はお世話になったけんな」
そう言っていました。
昔ながらの相互扶助の精神なのでしょう。
また、④旅行については
江戸時代に「*お伊勢参り」が流行した際
全員が行けるわけではないので、
地域の人が行く時には、みんなでお金を出し合って
お参りしてもらったのだとか。
*お伊勢参り 伊勢神宮にお参りに行くこと
人手を出す代わりに、
お金を出して支え合う。
そう変化したのかもしれませんね😌