今日の講義で「和室の床の間はどこですか?」と
聞かれました。
・床の間
・脇床
・書院 などいろいろなスタイルがありますが、
案外わかりにくいですね。
私も以前、裏千家東京道場へ行った際には
”和室の豊富さ”に驚きました😂
実家の和室を見てみます📷
これは弟の婚礼時の写真ですが・・
左から:仏壇 中央:脇床
右:床の間ー掛け軸や生け花を飾るところ
*見分ける秘訣は、床板(板間)で一段上がっているところ
右の小窓:書院らしきもの
↑ありました!段差写真(右が床の間です)
実は、実家の床の間は特殊です。
父の代に、床の間と脇床の壁を抜いて、ガラス&障子に改修したからです。
裏側の廊下から”障子を上げると、庭園や池が見えるように”というアイデアでした。
祖父が庭師だったので、幼いながらも、とても誇らしかったのを覚えています。
がしかし!上座下座が難しくなり😿
いずれにせよ 本来は左上位(左上右下:さじょううげ)なので
床の間の前が上座になります。
余談ですが、仏壇は西向きに設置されます。これは仏教の思想:西方浄土の思想からです。
そして、神棚は南に面して祀ることが多いです。神道(天照大神)の影響だと思います。
実家では神棚は玄関のある別の和室にあります。
これも小さい頃、鏡餅や榊を供えるのに「どうしてあっち(仏壇)こっち(神棚)(台所)?」
と不思議に思ったものです。