長い盆休みが明けて、今日から仕事という方も
多いのでしょうか。
今日はホテルでプロトコール研修がありました。
異文化交流の話の中でチップについて伝えたところ
帰り際に質問を受けました。
「フロントでいただいたチップは、どうしたら?」
→職場では、それぞれの会社(上司)の判断になるかと思います。
・チップは遠慮する(辞退する)
・売上に計上する
・その人がもらっていい など扱いも様々でしょう。
本来、チップは”受けたサービスが満足だった”と示すものです。
西洋では昔、サービスマンの賃金が低かったので
チップはそれをカバーするありがたい慣習。
そして自身のよいサービスの”証”であり”励み”でもありました。
ですから、その意味では
頂いた方が何も言わずもらってよい のでしょうが
ここは日本・・。
勤務中なので、できれば一言上司へ伝えると良いと思います。
私の会社の場合、報告はもらいますが
チップはもらった人のもの です。
複数に対してもらった場合は その場にいた人で”山分け”します。
では なぜわざわざ 上司に知らせる必要があるのか
といいますと、
その方がいつも心づけをしてくださる方であったり
特別なゲストである場合も多くあり
上司としてお礼を申し上げたい という心理があります。
またあるときは、一人だけ後輩がもらっていたことが発覚し
職場でなんとなく気まずくなった、とかもあるみたい😅
こと 日本の話 ですが。
最近では、海外でも枕元にチップを置いていても
受け取らない国も増えてきました。
日本でもブライダル業界やホテルのお正月などは
チップとして1万円~数万円もいただくケースもあるのだそう。
私の経験ですが、ニューヨークで20%のチップの金額が
レシートに手書きされて強要され、揉めたことも・・😅
つい先日は、温泉の身体を洗う場所で 私の隣の女性が
スタッフに500円玉を スーッと差し出すのを目撃しました。
掃除の方が近づいたとき、シャンプーを入れている小さなかごから
硬貨を出して台の上にペタリと置いて滑らせたのです。
一瞬のことでしたので、今となっては
(もしかしてゴミだった???)
真偽のほどはわかりません😅💦
いずれにせよ
チップもグローバル になっているんですね。