塾でアルバイトをしている長男が、興味深いことを言っていました。
「成績には どうやら法則があるようだ」
曰く、
”できない”と”できる”違い
1 「先生やってきたよー」 課題を見ると、丸写しして100点を付けている子
2 やって、間違えた所をやってくる子
長男「でも、まだいいよ。やってくるだけ」
「じゃあ、やってこない子は?」
「テストはダメだなあ・・」
「じゃあ、逆にすごく成績の良い人は?」
「自分の時間をもってる。
1問でも、納得するまでトコトン見つめて、それでも分からないとき聞きに来て
”あー!なるほど”って。それで、次に似た問題があっても間違えない。」
(なるほど)
私の学校でも
とても成績のよい学生がいます。
ポイントはどこだろう?とよく観察していると、
私が話したことを必ず聞き漏らさずメモをしていました。
そして、聞いてみるとこう言ったのです。
「私は、頭がみんなより良くないから、毎日(テキストを)見るんです。」
なるほど。
(つまりは、やる人は伸びる ということなのかな。
いや、「やり方を知っている」人は伸びるということなのかなあ)
お風呂に入っていて、ふと昔のことを思い出しました。
CAだった頃、敏腕で有名な先輩とフライトを一緒したことがあります。
オーラもさることながら、ブリーフィングの言葉も仕事ぶりも的確。かっこいい。
フライトが終わり、秘訣を知りたくて、勇気を出して尋ねたことがあります。
「どうやったら、そうなれますか?」(というニュアンスの質問をしたような・・)
期待していた答えとは違っていました。
彼女はこう言いました。
「私は人の何倍も時間をかけて、フライトの下準備をします。
ただそれだけ」
(ふむー。)
顔を洗いながら思うのです。
ベクトルの方向を間違えず、
その先を鋭く尖らせて
真っ直ぐ突き進む。
なんか 同じやなあ