先日、銀行でいただいたパンフレットに
「モデリング訓練」のことが載っていました。
モデリングとは、端的に言うと
「見て学ぶ」…より、
「見ながらマネして動く」。
技術を習得するための方法の1つです。
かなり前に、テレビの番組で
モデリング訓練のことを知っていたので
授業でも行ったことがありますが、
簡単にはいきません。
一体、何か違うのか?
モデリング訓練の方法を確認しました。
皆さんも、使えそうな場面があれば
ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
モデリング訓練
❶題材を選ぶ
何をモデリングさせるか
何をするか、検討します。
・基本動作で、繰り返しできる
・時間制限、目標回数の設定ができる
仕事が向いている。
例:野球なら⚾素振り
❷モデルの動画作成
お手本となるうまい人
高い技術を持っていて、マネしたい!と思わせるもの
良い動画をマネすることで技術が身につく
❸作業分析
さあ、やって!と言ってもうまくいかない場合がある
モデルの行っている作業工程を
細かく分けて分析して教える
❹動画のマネをさせる
やっとここから訓練が始まる💦
❺動画で撮影し、同時再生して違いを修正する
新人の動きを動画で撮影し、モデル動画と比べる。
ソフトを使って並べて同時再生する。
「どこが違う?」と質問を投げかける。
なるほど…。
こうしてみると、たとえ良い素振りの動画が
あっても、朝思いついて、さあやって!
というわけにはいかないようですね。
勉強になります😌
ふと思いました。
あの有名な格言
「やってみて、言って聞かせて、させてみて
褒めてやらねば人は動かじ」
モデリングの場合は
「やってみて、言って聞かせて、させてみて…
(動画で)比べてみねば、人は動かじ」
ですね。