3月2日になりました。明日はひな祭りですね。
今から、↓いらすとやさんの画像をお借りして
ひな祭りのしきたりを少しご紹介します。
余談ですが、このブログではたくさんの画像をいらすとやさんからお借りして
使わせていただいています。心配になってご相談したところ
大変快く許可してくださいました。
いらすとやさん ありがとうございます。
さて
昔 ”おひなさま”は人の形をした紙(形代:かたしろ)で
その形代で体をなでて穢れを移し、川や海に流して災厄をまぬがれるという
貴族の儀式でした。
もともと3月の巳の日(旧暦)は中国で忌日(いみび)とされていて
その風習が日本に伝わり、3月3日の行事として融合していったのだと思います。
この季節に咲く桃の花は香りがよいですよね。中国では
桃の木は邪気を払ってくれる力があると信じられていました。
菱餅はひな壇と同じ奇数(慶事は奇数)ですが
三段の菱餅の色は「雪が溶け、緑が芽吹き、花が咲く」という意味があり
角に切られているのも、角(陰)と三段(陽)で陰陽道のバランスをとるという意味があります。
を、小さくして甘くした「ひなあられ」は
きっと子ども達のために作られた”スイーツ”だったのでしょう😊
三人官女(さんにんかんにょ)
ご自宅にあれば三人をよくご覧ください。
一人は既婚者なので、お歯黒をして眉を剃っているはずです。
そしてお内裏様(殿様と姫様)は
男性が女性の右側に座るのが関東雛スタイル
京都は昔のしきたりを守り、逆に座っています(左上位の法則)
江戸時代には祝日になり、今のような形式を
庶民も楽しむようになったのですね。
先日、高野山でコロナウィルスの終息を願う
仏事「高野の火まつり 柴燈大護摩供」が行われました。
私も邪気を払う桃の木に託して祈願したいと思います。