学校の備品でグラスを買ったので
お店にあった新聞紙で包みました。
学校に着いて、学生とこんな話をしました。
「ねえ、新聞(紙)って、もう無くなる?!」
「そうですよね。最近、新聞紙見ないです。」
「そうだよねえ。もうネットで読むから」
思わず、新聞紙の記念写真を撮りながら・・・
(包装用に使っているの、どうなるんだろう?)
と思いました。
引っ越しや、お買い物のとき
新聞紙は優秀な無料サービス品です。
そんな紙の文化も、ネットに移行して
もう新聞紙は無くなるのかな。
無地の味気ない包装紙は、
つい読んじゃった~ なんてありません。
その昔、フランスの版画家が
日本から輸入された陶器などの包装紙に
葛飾北斎のスケッチ(北斎漫画)を見つけたのが
海外の浮世絵人気の起源だと言われています。
相撲のスケッチだったと記憶していますが、
陶器を包む”ラッピングペーパー”がなければ
今の浮世絵ブームはなかったのかも?
そう思うと、包装の新聞紙までも
いとおしく貴重に思えてくるのです。