
ずいぶん前に、塾講師の先生から
教えていただいたこと。
認知処理スタイルには主に2種類の型がある。
・継次処理型
・同時処理型
たとえば、「峠」という漢字を覚える場合、
皆さんはどちらのやりかたが
覚えやすいでしょうか?
ただシンプルに、
書きながら、声に出す。
「タテ、タテ、横、タテ,
タテ横横、横タテななめ、はい!峠!」
書き順から覚えていくのが好き(向いている)
のは「継次処理型」。
一方、
「同時処理型」は、
意味を手がかりに覚える。
「峠」は3つの漢字から成り立っていて、
山の上り下りの境目が峠の意味をもっている。
という覚え方。全体を理解してから、細部に進む。
ちなみに私は、同時処理型です。
全体の意味を理解しないと進めない💦
だから、お茶の稽古は細部から入っていったので
覚えるのに時間がかかりました。
でも、習うより慣れろ。
継次処理でコツコツと積み上げるのも
とても大切なことなんだと知りました。
いずれにしても、
学生を指導するとき、
『覚え方には人それぞれ、やり方があって
それを知ることは大切だよ』と伝えています。
・書いて覚える派
・人に説明しながら覚えていく派
・目で見て覚える(書くのは苦手)派
・テキストを何度も何度も読む派
など
タイプを知ると、能力が上がる?かも。