先日のことです。
ある日本語のプリントを見ました。4コマ漫画になっていて
1📖敬語の使い方
2📖「今日はよく晴れております」と言うと
3📖主人公の先生がこう諭します。「きみ!”おります”は間違いですよ。」
4📖「謙譲語は相手を敬う言葉。敬う相手がいないのに、使ってはいけません。」
うーん🌀
皆さんは違和感がありますか?
このプリントは間違いです。
平成17年文部科学大臣からの諮問について、翌年文化審議会より答申がありました。
「敬語の指針」では、現行の敬語3分類から5分類に進化しています。
これは、従来の古典的な敬語が「固定的な人間関係と密接に関係している絶対敬語」であるのに対し
「相対敬語」化が進んでいる現代社会に合わせたものであり、
以下の文章を見れば、なんとなく分かる気がします。
「さて、夜も更けて参りました。」
このように、事物について使うものを謙譲語→謙譲語Ⅱ(丁重語)とする
ことになっているのです。
私も勉強の途中ですが、敬語も日々進化しているということなんですね。